2024年1月1日に発生した能登半島地震から15カ月が経ちました。
12カ月目の2025年1月にようやく珠洲工場にも水道が復旧しました。 水道が来たことによって電気を通し、ようやく製塩装置を動かすことができ始めました。そして、今、地震により100m以上の海底隆起があった海岸から海水を汲み上げることに取り組んでおります。 まだ試運転ですのでお客様にご提供できる塩を作れてはおりませんが、一歩一歩前進ができております。 長らくお待ちいただいたお客様には大変感謝を申し上げるとともに、多くの方々にご支援を賜りましたこと心より感謝を申し上げます。 いくつかの課題もございますが、まずは前へ進みだしていることをご案内申し上げます。
2024年5月 地震の爪痕
1月1日に発生した地震の爪痕は大きく、いまだに製塩再開は目途がたちません。最大の壁は従来海水を汲み上げていた場所は隆起してしまって海が100mも遠くへ行ってしまったことです。 ※画像をクリックしていただくと地震後の痕跡記述をご覧いただけます。
能登半島地震の影響について
令和6年1月1日に発生しました能登半島地震により珠洲工場の操業ができなくなりました。復旧までに相当のお時間を要するかと思っております。よって塩を生産できません。現在、生産し販売できる商品だけを受け付けております。 ご承知おきくださいますようよろしくお願い申し上げます。
能登半島の最先端 珠洲の海
能登半島の最北端にある能登外海から海水を凪 満潮時に表層水を汲み上げて、三つの釜で海水を湯煎しながら濃度を上げて塩を作ります。 珠洲市は外海です。 外海は内海より外洋で流れがあり、海水が綺麗です。 海水の汲み上げに関しては 年間でも6~7月の梅雨時期は湿度も高く、 あまり汲み上げにいい時期ではないです 一般的なお塩に比べるとミネラル成分の含有量が高く、まろやかで口どけも良くすっきりした味わいに仕上げています。 また湯煎の際、アクをすくいながら塩を作ります。 (塩のアク抜き)このひと手間が一番重要で塩が美味に変わります。 弊社だけの独自の製塩技術で作り出すお塩をお楽しみください